昨年末くらいからだろうか?
Ninjaに乗ると、足元から時折カラカラと音がしている。
最初はサボっているチェーンメンテナンスのせいで伸びたチェーンから音がしているのかと思っていた(思いたかった)が、
遊び20から30mmに対して40mm以上。しかも油が切れてるし、汚い。。。
適正値に調整。
コマの歪みも可能な範囲で修正した。
これで音が治まればよかったのだが、
変わらず!
エンジン低回転時や走り始めに音がしてしばらく走ると音が小さくなる現象。
調べるとどうもカムチェーンテンショナーのへたりがかなり怪しい。
というより、これでなければ後はバルブからのタペット音など、管理人では技量的にも費用的にも手に負えない案件だ。
Ninjaのカムチェーンテンショナー交換はそれほど難しい作業ではないようだ。
とは言え、エンジンをさわる(=壊す恐れ)ので本来は店にお任せしたい作業ではある。
しかしながら、春にはタイヤやチェーンも変えたいし費用は出切るだけ抑えたい。
今回は自分で作業することに決めた。
さっそく部品を手配する。
カムチェーンテンショナー本体にシール部品(ガスケット、Oリング)、安かったのでボルト類も発注した。安い部品はちゅうちょなく変える。作業のプロでないのでねじを焼き付かせたり、頭を舐めるリスクを考えたら安いものだと思っている。
これら一式でしめて5000円弱。しかも発注後、数日で全て届いた。
素晴らしい!!
さらに、エンジン部分でネジを焼き付かせたりボルトを折っては大変と工具も追加した。
トルクレンチだ。ずっと欲しかった品。今回、思いきって購入した。
4000円ほどの安物ではあるがメーカー品は1万円以上するし、使用頻度も高くないので減価償却を考えると。。。
まぁネジを焼き付かせない&トルクをばらつかせない用途で使うので精度はほどほどで妥協しよう。そもそもお高いメーカー品でも校正を取り続けられる環境でもないのだからいずれは狂ってくるだろう。そうなれば、本当に正しく測れてるかは分からないのではないだろうか?と思ったりもする。
さてカムチェーンテンショナーは上下2本のボルトを緩めることでとり外せるのだが。。。
工具が干渉する!
上側のボルトは何とかいけるが、下側はクラッチワイヤーケーブル他に干渉する。
そこで手持ちのラチェットにエクステンションをかましてみるのだが
これでは長すぎて隙間に入らない!
懸念はしていたのだ。見た目スペースはあるし、外から見える部品ではあるが、微妙な隙間。
事前にクリアランスを計っておいて工具の寸法データと照らし合わせておくべきところ、時間がとれず怠ったことが原因です。
全く情けない(笑)
仕事で同じことやらかしたら不適合や再発防止対策など面倒な書類が上がってくるやつです。
(管理人、昔やらかしたこと有ります(汗))
とは言え、何も考えてなかったわけではなくて、いざとなれば薄くて隙間に入りやすいメガネレンチで緩めればよいと楽観していたのだが。。。
何と!
下側のボルトは微妙に鋳物の出っ張りとのクリアランスが足りず、工具がかけられないではないか!!
ソケットとメガネの微妙な外径違いでソケットなら入るスペースもメガネでは無理だった。。。
上側ボルトなら入るのに。。。
公差の差か。運が悪い!
こうなりゃ作業は進められない。
適当な工具を買い足すしかない。
続く!