ブレーキ整備の日 その1

例年よりずいぶん早い梅雨入り。雨の日が続いていたのだが久々の晴れの週末だった。

この晴れを逃す手はない。
Ninjaのブレーキ整備を行った。

GWに作業する予定で部品手配をしていたものがようやく出来る形だ。

まずは古くなったブレーキパッドを取り外す。

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外からみてもパッドの残量は本当にギリギリ。早急に交換しなければ。

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用意したのはDAYTONAの赤パッド。真っ赤に塗られているのが特徴のセミメタルのブレーキパッド。定番かつ比較的安価。管理人のお気に入りだ。
最近の人にはこの赤いボディーがださいと敬遠されることもあるそうだが。。。
管理人個人的には赤ってかっこいいよね!
と思っている。この感覚のずれは自分が古い人間になりつつあるということなのか?

組つけ前にやすりでパッドの角を落としておく。こうするとブレーキが鳴きにくいらしいが効果については気持ちの問題のような気もする。
このパッドはいくつかバリが見られたのでそれも落とす。赤パッドは昔から何度も使ったがバリなんかあったかな?ネットで買ったものだからかもしれない。

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ササッと古いパッドを取り外す。
ピストンがこんなに出ていた。

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当然パッドも限界!残り1mmあるかどうか?
昔、バイクに乗り始めた頃、何も分からずパッドがなくなるまで使い母材でブレーキをかけてしまっていたことがあったが。。。
高価なブレーキディスクには出来るだけ負担をかけたくないものだ。

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ブレーキキャリパーを掃除する。
歯ブラシで擦るとブレーキ粉がどんどん舞い上がる。仕上げにブレーキクリーナーで洗い落とす。本当はピストンをモミだし、磨けばよいのだがめんどくさくて。。。

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組立前に飛び出たピストンを押し戻しておかなければパッドが分厚い新品は入らない。
ドライバーの柄がサイズぴったりなのを利用して押し込むのだが。。。
手強いったらありゃしない!
最近のデスクワークですっかり非力になったか?
ピストン押しは専用の工具があるのだが貧乏な管理人はそんなもの持っていない。
両押しタイプならタイヤレバーをかまし、テコにして押せばよいのだが片押しのNinjaのブレーキキャリパーではレバーをかけるところがない。
ブレーキフルードをあらかじめ新品にしておけばずいぶん軽くなるのだがそれも減りに減ったパッドを交換することを優先して怠ったのでこの有り様だ。

力をかけやすい向きを探したり、上から体重をかけたり、勢いをつけてみたり。。。

色々やって何とか組立出きるまでピストンを戻すことが出来た。

あとはキャリパーの止めボルトを締めれば完成なのだが。。。

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この座付ボルトがとにかくなめやすい!
少し奥まってメガネレンチをかけにくい上に頭が低くボルトの角の面取りが大きすぎる。
管理人の安物セット工具ではガタが大きい。
相当気をつけていたのだが。。。
結局2本ともなめた!

よく使うサイズの工具だし今度、精度の高いものを買うのがよさそうだ。ボルトも一度なめるとまたなめやすいし、他のものを注文するタイミングで新品を買っておこう。
まったく。。。ケチると結局余計な出費がかさむ。

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そんなこんなで交換完了!
やっぱり赤いとかっこいいですなw

次回、結局ブレーキフルードも交換する