最優先事項のブレーキパッド交換は完了したが、合わせてブレーキフルードも変えたい。
思いがけず翌日に時間をとることが出来た。土日で一気に終わらせるぞ！
前回、ブレーキキャリパーのピストン戻しで散々苦労したが。。。先にフルードを交換しておけばもう少し楽だったのに。。。
手持ちのブレーキフルード
相当に年期が入っている。缶の底が多少錆びているし、いつ買ったのかも全く記憶がない。。。
500ml缶で大した量ではないし、KSRはここ数年で何回か変えたので使用頻度はそこまで低くはないはずだが。。。一回の使用量が少ないのか全くなくなる気配がない。
ブレーキフルードは湿気に弱く水分で一気に劣化するため缶の蓋はきつくしめて保管している。とは言えさすがに経年劣化が心配なレベル。少しもったいないが買い替えたほうがよいかも？
今回は多少のにごりがあるような気はしたが色自体は澄んでいたのでこのまま使用した。
まずは作業しやすいフロントから交換する。
キャリパーに耐油性のホースをとりつけてセットしておく。
オイル受けにペットボトルでもあればよいのだが。。。そう言えばつい先日、管理人が資源ごみの日に出してしまっていた。仕方なく近所にある100円自販機で調達。ペットボトル飲料に好みのものがなく蓋付きの缶飲料を購入した。
力水を飲むの何年ぶりだろう？
後から思ったのだがブレーキフルードは腐食性が高くこぼしたオイルがフレームについたものをそのままにしておくと塗料は剥がれ、フレームまで錆びたりするほど。
アルミ缶に入れておいて大丈夫なのだろうか？早めに処分しよう。
リザーバタンクの窓から見たオイルはそこまでひどくない気はするが
それでは、御開帳
ヤバすぎる色！
記憶では新車から5年、約3万キロの間、一度も交換していない。かつてこんなことはなかった。年に一度は交換するのが当たり前だった。チビどもが産まれてから本当に自分のことが出来て来なかったんだなと痛感する。
ブレーキをにぎって、ドレンをゆるめ、古いオイルを排出し、ドレンをしめてブレーキを離す。リザーバタンクのオイルが少なくなれば継ぎ足して。落ち着いて行う。順番を間違うとエアを吸って余計な手間がかかる。
黙々とこの作業を繰り返すこと数十回。
すっかりきれいになった。
ブレーキもひっかかりが出来ていたのがなくなった。
窓から見たオイルもこうして比較してみるとずいぶんきれいになったことが分かる。
次はリアブレーキ。
ドレンボルトにかけた工具がブレーキホースに干渉する。少し心配したがホースはゴム性で固定もガチガチな場所でないので、引っかかってもホースは動いて問題なかった。
こちらはリザーバタンクの外から見てもオイルの変色が分かる。
開けてみればフロントと同じ色。こちらもフロント同様、新車時から交換した記憶がない。。。
フロントと同じ要領で抜いていく。こちらは少し泡が出てきたのでエアがあったかも？いつ入ったんだろう？泡が出なくなるまでしつこくオイルを抜いては足しを繰り返し交換完了！
蓋のダイアフラムがつぶれていたので直しておく。
オイルはすっかりきれいになった。
リザーバタンクの外から見てもきれいになったことが分かる。
これで完了だ！
（後日、交換したブレーキパッドとフルードの感想）
元あったフロントブレーキの引っかかりは完全になくなりスムーズにきくようになった。
特に手で扱うフロントは変化が分かりやすく劇的にスムーズになった。
ブレーキをかけるのが楽しみになるほど。
これが本来のNinjaのブレーキだったな。
パッドはまだ新しく当たりがついていないので効きはゆるめ。元々、赤パッドは制動力が高いパッドではない。制動力はノーマルかそれやり多少低いか。
ただ効き方が一次直線的で分かりやすい。管理人の感性にあっていてストレスが少ない。
長くても１ヶ月も走ればあたりがつくだろう。
これでまた１つ不安要素がなくなった。
