先日、KSRに不具合を発見。
リアブレーキを踏み込むと戻ってこない。
（レバーがそもそも固いく、またレバーを足でもちあげると戻ってくる。）
このままでは満足にリアブレーキが使えない。
ブレーキが効かないバイクを公道で走らせるわけにはいかない。修理が必要だ。
原因を油圧ラインのエア噛みとあたりをつけて、作業を開始した。
耐油ホースの先端に注射器をとりつけ吸い上げる。
エアと見られる泡が出てくる。
しばらくすると落ち着くのでドレンを閉める。しかし、何度繰り返してもブレーキの戻りは改善しないし泡も際限なく出てくる。
どうもおかしい。こういうときは経験的に何か根本的に間違えていることが多い。一度、作業を中断し頭の中を整理する。
リアブレーキはタッチは硬いが効いていてレバーは足であげればブレーキが緩む。つまり、油圧の力は正常に働いているのではないだろうか？
となると、エア噛みで油圧がきかないという現象と一致しない。
ネットとメンテナンスブックで確認するとピストンシールがブレーキレバーの入力をやめたときにブレーキピストンを戻す役割をしていることが分かった。このピストンシールが固着していると考えると今回の現象と一致する。
参った。。。
こいつを確認、修理するにはブレーキピストンの揉み出し、分解が必要だ。
これはかなりエネルギーがいるぞ。。。
この日は時間もなく一旦元に戻した。
後日、再チャレンジだ！
続く
